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紅白将棋合戦レポート

12月7日に2時間例会の時間を利用して将棋イベントを開催しました。

 

題して、紅白将棋合戦

 

内容は、

参加者に赤組と白組に分かれてもらい、将棋対局をやる。

そして、勝って得られるポイントを赤と白で競い合う。

そんなイベントでした。

 

運動会にインスパイアされてます。

 

 

当日の参加者は、9名の子供部員2名のお母さん部員

 

 

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イベントは3種目から構成され、まずは、シングルス対局から。

一対一での勝負。普通の対局です。

 

棋力がマッチするよう主催者側で対局を組み、20分の対局。

 

ただし、子供部員の参加者数が奇数だったので、急遽、お母さん部員の方にも一人参加していただきました。。

 

全員席につき、駒を並べ、先後を決定。

 

そして、開始の合図で、全員が一斉に対局開始。

 

場の雰囲気は、超真剣、そのもの。

 

補習校で3時間授業を受けた後とは思えないくらい、全員、集中して対局に取り組んでました。

 

一局、また一局と勝負がついていき、20分以内に全対局が無事終了。

 

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次の種目は、ダブルス対局

二人一組でペアを組んでの対局。

 

当初は、親子ペアの対局も組んで、親子の思い出作りでも、、、

 

と思ってましたが、人数バランスなどの諸事情により、子供同士でペアを組んでもらいました。

 

せっかく参加いただいたお母さんお二人には、シングル対局をやってもらうことに。。。

 

ちなみに今回、ダブルス対局のルールとして

  • ペアで交互に指す
  • 作戦会議のチャンスを5回ずつ与える
  • 作戦会議以外は、基本的にペア同士で話し合わない

としてみました。

 

何とか全対局が終わり、その時点で赤と白の得点は、

 

同点(八百長なし)!!

 

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ということで、

最終種目のリレー対局で決着がつく、

という主催者的にはとてもおいしい形になりました。

 

そのリレー対局では、指す順番を組ごとで決めて、リレー形式で指していきます。

 

ただし、ダブルス対局を踏まえ、急遽

  • 各組ごとに大将を決める
  • 大将の判断で「待った」を3回までできる

というルールでスタート。

 

まず序盤

飛車を赤組陣に成りこませた白組が優勢に。

 

しかし、若き赤組部員の奮闘のおかげで、白組竜を捕獲

 

中盤、しばらく形勢不明の難解な将棋が続き、長考合戦に。

 

そんな中、白組が勝負手を放ったのに対し、赤組が受けを誤ってしまいました。

 

「待ったルール」を活用する間もなく、赤組玉が頓死、あえなく投了

 

白組が10点を獲得し、総合優勝を果たしました。

 

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と、規模は小さいながらも、なかなか盛り上がった楽しいイベントとなりました。

 

 

ちなみに、今回のイベントは、11月17日の将棋の日に合わせ、将棋部でも将棋イベントをできないか、というモチベーションで企画しました。

 

この将棋の日は、江戸時代に起源を持つ立派な日本文化の一つで、11月下旬頃は、日本将棋連盟が中心になって、日本各地でイベントが開催されています。

 

そんな将棋を楽しむイベントを、スコットランドの地でも開催できた、ということで、主催者側もとても嬉しく思ってます。

 

来年は、子供部員はもちろん、大人の参加者ももう少し増やし、より多くの人が楽しめるイベントに発展できると良いかな、と思ってます。

 

参加いただいた皆さん、ありがとうございました!