例会開催のたびに詰将棋を数問出題します。
答えがわかったらメールで知らせるか、答えをノートに書いて土曜日の補習校に持ってきてください。
一年間通じて、一番頑張った部員には「詰将棋賞」が贈られます。
(正解には3ポイント、不正解でも1ポイントで、一番ポイントが多い部員を表彰します。ブログの問題もポイント対象。)
詰将棋のルール
答え方は過去の問題やブログエントリー「キフの読み方」を参考にしてください。
一手詰なら、▲2二金など。
三手詰なら、▲3三金、△1一玉、▲2二金などと答えます。
問題①
一手詰。
答え
▲6三桂
問題②
三手詰。
「玉は包むように寄せよ」です。
答え
▲6二金、△4一玉(もしくは4二玉)、▲3二金
最初の局面で、7二金と3三歩が相手玉の逃げ道を両方から狭めています。このような寄せ方を「挟撃(きょうげき)」と言います。つまり、玉を挟み撃ちにすることですね。
詰将棋の問題としては簡単でしたが、挟撃という言葉を覚えておきましょう。
問題③
三手詰。
答え
▲6一竜、△同玉、▲6二金
「終盤は駒の損得より速度」。
思いっきり竜を切ってしまうのが正解です。
問題①
一手詰。
答え
▲5四角成
問題②
三手詰。
答え
▲6一飛、△5二玉、▲6三角
問題③
五手詰。
答え
▲8四歩、△8二玉、▲8三銀、△7一玉、▲7二銀成(または▲7二角成)
「王は下段へ落とせ」ですね。
問題①
一手詰。
答え
▲1二飛成
相手玉の上部脱出と金を取られないようにするにはこの一手です。
問題②
三手詰。
正解は3通りほどあります。すべて読んでみましょう。
答え
▲3四金、△4五玉、▲4六馬
または
▲3四金、△5三玉、▲4三金(または▲4三と)
「中段玉は寄せにくし」という格言があります。この問題の場合、馬とと金がよく働いていましたね。
問題③
五手詰。
「無駄合い」はカウントしません。
答え
▲8二馬、△同玉、▲6二竜、△9一玉、▲8二銀
4手目に△7二歩など合駒ができそうですが、▲同竜と単に竜が近づくだけなので「無駄合い」となります。
問題①
一手詰。
答え
▲2一金
△4一玉や△2三玉と脱出されるのを防ぐ必要があります。
問題②
三手詰。
答え
▲2一金、△同玉、▲1一竜
なんとなく▲1一竜から入りたいですが、△2三玉~△3四玉と逃げられてしまいます。金をタダで捨てつつ、△3一玉や△2三玉を防ぎます。
問題③
五手詰。難易度高。
答え
▲3二桂成、△同玉、▲4一竜、△4三玉、▲2一角成
「玉は下段に落とせ」という格言がありますが、それとは逆の発想なので、とても難しい問題でした。
問題①
一手詰。
答え
▲4二飛成
問題②
三手詰。
答えは二通り。
答え
▲5三桂成らず、△同金、▲4二金
または
▲5三桂成らず、△5一玉、▲6一金
初手の▲5三桂が見えにくいですが、6一と相手玉が逃げないように、という発想で、王手をかけながら逃げ道を塞ぐのがポイント。
問題③
五手詰。
「無駄合」(取られるだけの合駒)はカウントしないことを気に留めて詰ませてみましょう。
答え
▲1四桂、△同香、▲1三銀、△同玉、▲1一飛成
持ち駒をタダで捨てながら最後は▲1一飛成で詰ます、やや難易度の高い詰将棋でした。「終盤は駒の損得より速度」です。
問題①
一手詰。
相手玉は「入玉(にゅうぎょく)」しています。
持ち駒は金一枚。
答え
▲2九金
問題②
三手詰。初手は二通りあります。
答え
▲1三角成(または▲1三桂成)、△同桂、▲2一銀
「一間竜」なので、二手目に△同銀とは取れません。
取った銀で詰める、ということまで頭の中で読めるようにしたいですね。
問題③
五手詰。
答え
▲1二金、△同玉、▲3二竜、△2二金(歩以外の合駒)、▲2一銀
初手の▲1二金と金をタダで捨てて、玉を横に動かすことを「送りの手筋」と言います。玉を端へ追いやって逃げ道を少なくしたい時によく使う手筋(将棋のテクニック)なので、覚えておきましょう。
問題①
一手詰。持ち駒は金一枚。
答え
▲1二金
たびたび登場している「一間竜」ですね。
この形まで持っていけるよう、終盤の寄せをレベルアップしましょう。
問題②
三手詰。
答え
▲8一飛成、△同玉、▲8二金
「終盤は駒の損得より速度」。そして、取った金で「頭金」まで、という問題でした。頭の中ですべて読めたらそれなりのレベルだと思います。
問題③
五手詰。
今回は全問ノーヒントで。
答え
▲8二飛成、△同玉、▲7三銀、△9二玉、▲8二金
この問題も「終盤は駒の損得より速度」と、取った駒を使う問題でした。
4手目は△8一玉や△7一玉でも正解です(△7一玉なら、▲8二金まで)。
2つ問題①
一手詰。持ち駒は金一枚。
(答えは2つあり)
答え
▲1ニ金
または
▲3ニ金
問題②
三手詰。
実戦でもよく登場する易しめの詰将棋。
この形を覚えておきましょう。
答え
▲1一金、△2ニ玉、▲2一竜
問題③
五手詰。
上の問題の発展問題。
答え
▲2一金、△1ニ玉、▲1一金、△2ニ玉、▲2一竜
5手詰の中でも簡単な問題なので、頭の中だけで答えがわかるようになりたいですね。
問題④
七手詰。今回は4問目まで。
これも上の問題の発展問題。
答え
▲1三銀、△同桂、▲2一金、△1ニ玉、▲1一金、△2ニ玉、▲2一竜
実戦では、▲3三桂成と銀を取って目先の利益にとらわれがちです。が、詰め筋がないか、考えるクセをつけましょう。
問題①
一手詰。持ち駒は金一枚。
答え
▲8一金
「腹金(はらきん)」でとどめです。
「頭金」の▲7二金だと、△同玉、▲同銀成と3手かかってしまいますね。
問題②
三手詰。
相手玉は穴熊で一見、簡単には詰みそうになく、実戦では▲3二竜と金を取りたくなる局面です。が、ここは踏み込んで一気に詰ませてしまいましょう。
答え
▲2二竜、△同金、▲2三桂
「終盤は駒の損得より速度」。
竜を切り捨てて相手玉を一気に詰ますことができました。
問題③
五手詰。
駒の損得より速度。
答え
▲7二竜、△同玉、▲6二飛成、△8三玉、▲8二銀成
最後は、▲8二竜でも正解です。
実戦では、ついつい▲6二飛成などと6三の飛車を逃したくなります。が、逃げる前に詰め筋がないか考えてみて、ある時は一気に踏み込んでいきましょう。
問題①
一手詰。
入門テスト(裸王)でよく登場する局面。
答えは二通りあります。
答え
▲2二竜
または
▲2二馬
馬と竜が協力して、相手玉を頭からおさえる。
入門レベルでは必須ですので覚えておきましょう。
問題②
三手詰。
一間馬(という言葉はないですが)で相手玉を詰ますには一工夫必要です。初手が何通りかあるので、一つ一つ考えてみましょう。
答え
▲2一角、△1三玉、▲1四金
または
▲2一角、△1一玉、▲1二金
3二の駒が竜なら、一間竜で▲2三金から簡単に詰ますことができますが、この問題は馬でしたね。初手▲2一角は上部(盤では下)に逃しそうで怖いところですが、馬の斜めの利きと金を利用してしっかり詰ますことができました。
問題③
五手詰。
美濃囲いに入りそこなった相手玉。持ち駒は十分です。
答え
▲4四馬(角のままでもOK)、△8二玉、▲7一銀、△9二玉、▲8二金
美濃囲いの出来損ないで、しかも香車の先の歩をついていないと、「袋に入ったネズミ」で銀と金があれば詰ますことができます。
ちなみに、2手目に△6二香などと王手をブロックしたくなりそうですが、これは次に▲同馬と踏み込めるので「無駄合い」となります。したがって、最善手にはなりません。
問題①
一手詰。
持ち駒は金一枚。
答え
▲8二金
相手玉の横(お腹)に金を打つことを「腹金(はらきん)」と言います。「頭金(あたまきん)」と同じように終盤によく登場しますので覚えておきましょう。
問題②
三手詰。
9月21日の例会のとある対局で登場した局面。
「一間竜」の形です。
答え
▲5三銀、△6一玉、▲5二竜(または▲5二銀成)
5二の駒が金や銀など前に進める駒でも同じ詰め筋でいけます。(竜のニラミが利いていて5三の駒を取れない)
問題③
五手詰。
実戦でもこの手の詰将棋ができると一気に勝ち星が増えていきます。
答え
▲2三飛成、△同玉、▲1五桂、△2二玉、▲2三金
または
▲2三飛成、△同玉、▲1五桂、△2四玉、▲2五金
難しくても、答えを見ながら頭で盤面をイメージし、玉が積んでいるかを考えてみましょう。
問題①
一手詰。
持ち駒は銀一枚。
答え
▲9二銀
「頭銀」の▲8二銀だと、△9二玉と逃げられてしまいますね。
問題②
三手詰。
王手をかけれる手をまずあげてみましょう。
そして、その手に対する相手の手を考えて、どの手が一番良いか選んでみましょう。
答え
▲1五桂、△1二玉(または△2二玉)、▲2三金
2手目から△2四玉(△1四玉)、▲2五金でも正解です。
レベルの高い実戦では、すべての変化を読み切ることがとても大事です。この三手詰はそんな問題でした。
問題③
五手詰。
終盤は駒の損得より速度。
答え
▲2一馬、△同玉、▲3二銀、△1二玉(または△2二玉)、▲2三銀上成
最初に馬を切ってしまうのがポイント。「玉は下段へ落とせ」と「終盤は駒の損得より速度」ですね。
5手目の「▲2三銀上成」の上という意味は、2三の地点には、1四と3二の銀両方が2三へ行けるので、1四にいる銀が上がる、と区別するためです。
棋譜の細かいルールはこちらを。
問題①
一手詰。
補習校の名人戦で出た局面。
駒がたくさんあって複雑ですが、一手で玉が詰みます。
答え
▲4一金
問題の局面で、相手玉の逃げれるところは?
4二の地点だけですね。
王手をかけつつ、4二の地点を埋める手を考えます。
▲5二金の「頭金」だと、金や飛車で取られてしまいます。
▲4二金も、飛車や銀で取られてしまいます。
馬の利きをいかした▲4一金が正解になります。
問題②
三手詰。
これも補習校名人戦で出た局面。持ち駒は金2枚。
答え
▲8四金、△8二玉(△9二玉も可)、▲8三金
頭金の連続ですね。
問題③
五手詰。
終盤は駒の損得より速度。
答え
▲2一角、△同玉、▲2三飛成、△3一玉、▲3二金
4手目は、△2二歩など合駒でも可です。
4三に玉が逃げられてしまうと詰まなくなってしまいます。
それを防ぎつつ王手をかける手として▲5五角もあります。
が、△4三銀などであっさり防がれてしまいます。
直接▲2一角と、タダで角を捨てながら、▲2三飛成という「一間龍」の形にするのがポイントです。
問題①
一手詰。
持ち駒は銀一枚。
答え
▲8一銀
問題②
三手詰。
相手玉は「美濃囲い」でガッチリ守られているように見えますが・・・
答え
▲3四桂、△1二玉(または△3一玉)、▲2二金
3四に桂を打って、2二と4四の地点をおさえるのは、美濃囲い攻め方の一つです。
もし似た局面で、1三の歩が1四にあると、玉を上部に逃がすことができ詰みにくくなります。なので、もし自分が美濃囲いをする場合、1筋(香車の先)の歩を一つ上げておくことも忘れないよにしましょう。
問題③
五手詰。
これが解ければ10級以上の終盤力。
答え
▲2一銀、△同玉、▲2三飛成、△2二歩、▲3二金
「玉は下段へ落とせ」という格言があります。
この問題では、銀を犠牲にして、玉を下段に落として、飛車を成りこませ「一間龍」の形に持っていきます。
ちなみに、△2二歩は歩でなくても何でも良いです。
問題①
一手詰。
答え
▲2二桂成
または
▲2二銀
または
▲2二銀成
問題②
一手詰。
答え
▲8三桂成
または
▲8三角成
問題③
一手詰。
答え
▲7二竜
問題④
一手詰。
答え
▲5四角成
問題⑤
三手詰。
答え
▲2二金、△同金、▲2二銀成
三手目は▲2二竜でも正解です。
問題⑥
最後は五手詰。
答え
▲3一角、△1二玉、▲1三金、△2一玉、▲2二金
5手目は▲2二角成でも正解。
ポイントは1三から2四と玉が逃げ出さないようにすることです。
初手▲3一角がポイント。
タダで取られそうですが、もし▲3一角、△同玉と進んだら、▲3二金で詰み。なので、玉は逃げるしかありません。
問題①
一手詰。
この手の問題は見てすぐに答えがわかるようにしたいですね。
答え
▲2二金
相手玉は「穴熊」。
穴熊は、周りの金銀をはがせれば、意外と簡単に詰ますことができます。
問題②
もう一問一手詰。
5秒以内に解きたいところです。
答え
▲6二金
タテの「一間龍(いっけんりゅう)」の形、つまり、竜が間に敵のコマをはさんで相手玉ににらみを利かせています。
この場合、相手の飛車が間にいます。が、動くと玉が取られるので動けません。
▲6二金と王手をかけるのが正解。
▲4二金だと、3一にいる角にとられてしまい失敗。
問題③
最後に三手詰。
「終盤は駒の損得よりスピード」です。
答え
▲1三飛成、△同玉、▲2三金
または
▲1三飛成、△2一玉(または3一玉)、▲3二金
とにかく△3三玉と逃げられないようにする必要があります。でないと、玉に逃げ切られてしまいます。
それを防ぐには?
▲2三金(頭金)や▲3二金(腹金)も考えられます。が、△1一玉と飛車を取られて王手が続きません。
問題①
まずは一手詰から。
答え
▲3二銀
角の頭と金の斜め後ろを狙って、銀打ちです。
問題②
三手詰。
頭の中で解けたら終盤力は10級以上。
答え
▲2一角、△同金、▲同飛成
3二にいると金と力を合わせて相手玉を詰ませます。
問題③
五手詰。
頭の中で解けたら終盤力は5級以上。
答え
▲6二金、△同玉、▲5三金、△5一玉、▲4ニと
5ニの地点は、金、銀で守られているので、戦力が足りません。
6ニの地点は、金が利いているようですが、竜のにらみで上がることができません。
そこに注目し、まず玉を上におびき出し、そして上から押さえていきます。
問題①
今回も一手詰から。
たくさん王手のかけかたがありますが、即詰みは一つだけ。
すぐに答えがひらめいても、どんな王手のかけかたがあるか考えてみるのも良い練習になりそうです。これが解ければ、終盤力は14級以上。
答え
▲8二金
「頭金」で詰みです。
他にも、▲7一金、▲7二銀成、▲7二金など王手をかける手はありますが、△9一玉や△9二玉と逃げられてしまいます。
相手玉の逃げ場所がどこか考え、それをすべて埋めてしまう手を探してみましょう。
問題②
三手詰。
相手に入玉されてしまっていますが、詰み筋があります。解ければ10級以上の終盤力。
答え
▲4八飛成、△2九玉、▲1九金
初手はヒラメキやすいと思います。
次も、玉の逃げ場所は一つ、2九だけ。
最後は、角の利きをいかして「腹金」でとどめです。
問題③
5手詰。
相手玉に逃げられないようにしましょう。解ければ、終盤力は7級以上。
答え
▲3二金、△同玉、▲4二飛、△3一玉、▲2二銀
初手が難しいですね。
▲4一飛や▲4二金などが思い浮かびますが、2二、1三、、、と玉が上部に逃げてしまいます。
なので、△2二玉を防ぎながら王手をかけられないか?と考えてみます。
思い切って、▲3二金とタダで金を捨てて、△3二玉とおびき出し、▲4二飛と上部脱出を防ぎます。
問題①
一手詰から。
実戦でも即詰みに打ち取れるなら終盤力は14級以上。
答え
▲3二馬
一見、2二にいる金で取られるようですが、竜のニラミが利いているので取れません。
問題②
三手詰。答えは二通りあります。
似た局面の実戦でも、詰筋が見えるようになったら、それなりの棋力。10級以上はあるかも?
答え
▲3一竜、△同玉、▲3二金
もしくは
▲3一竜、△1二玉、▲2二金
竜を思い切り捨てつつ、金を手に入れるのがポイントです。
もし△同玉と竜を取ってくれれば、桂馬の利きを利用して、「頭金」で詰み。1二に玉が逃げても、金打ちで詰みです。
自分の持ち駒も変わる、ことも勘定にいれて先を読めるようになると、一気にレベルアップです。
ちなみに、▲5二と王手をかけたくなりますが、△3二金打などで、固められて詰まなくなります。
問題③
最後は五手詰。
五手詰の中では簡単な方なので頑張ってみましょう。
解けたら終盤力は10級以上。
答え
▲2二角成、△同玉、▲2三金、△同銀、▲同歩成
初手の▲2二角成がひらめけば、後は頭金の発想で詰みます。
問題①
春休みということでいつもの倍、6問出題です。
一問目は簡単な一手詰から。
解ければ終盤力は15級以上。
答え
▲2二金
桂馬の利きを利用して即詰みです。
問題②
一手詰。
答えは二通りありますので、二通り考えてみましょう。
2つともわかれば、終盤力は14級以上。
答え
▲2一竜
もしくは
▲2一馬
竜と馬が助け合って、相手玉を詰ませます。
実戦でもこのような詰みが見えるようになりたいですね。
問題③
三手詰。
こちらも二通りの答えがあります。
解ければ終盤力は12~13級以上。
答え
▲7二金、△9一玉、▲8一金打
もしくは
▲7二金、△8三玉、▲7四金
初手は「腹金(はらきん)」といって、玉の横(腹)に金を打って、玉の逃げ道を少なくします。
そして、とどめにもう一つの金を打ちます。
腹金を覚えておきましょう。
問題④
三手詰。
解ければ終盤力は12級以上。
答え
▲7四桂、△8一玉(もしくは9二玉)、▲8二金
ぱっと見、局面が複雑でいろんな手が見えますね。
▲7二金でどうだろう・・・などと思えてしまいます。
が、7四に桂馬を動かすのが急所です。
ちなみに、相手玉の囲いは美濃囲いの中途半端な形です。
美濃囲いの急所は7四、玉が2二にいる時は3四、と覚えておきましょう。
問題⑤
五手詰。
頭の中で解ければ終盤力は10~11級以上。
答え
▲6一角、△7一玉、▲8三桂、△同飛、▲7二金
8三に玉が逃げられると詰まなくなります。なので、▲6一角。
玉は8三には逃げられません。なので、△7一玉。
▲7二金と「頭金」で詰ませたいですが、飛車が邪魔です。
桂馬を持っているので、▲8三桂と王手をかけ、△同飛と飛車を動かします。
そして、▲7二金でフィニッシュ。
問題⑥
最後は七手詰。
三手で詰む順が見つかっても、それは2手目が間違っています。
五手で詰む順が見つかっても、それは4手目が間違っています。
つまり、相手は最善手を指してきます。
頭の中で解ければ終盤力は5級以上。
答え
▲8二角、△9二玉、▲9一角成、△9三玉、▲8二馬、△9四玉、▲8五金
角が大活躍する詰将棋でした。
初手▲8二角に対して、△9四玉だと、▲8五金で頓死(とんし)です。なので、△9二玉。
3手目▲9一角成に対して、△同玉だと、▲8二金で頓死です。なので、△9三玉。相手の最善手を考える、を心がけましょう。
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